Cosnomi

プログラミングをする医学生。物を作ること、自動化すること、今まで知らなかったことを知ることが好き。TypeScript書いたり、Pythonで機械学習したりなど。

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2020年!あけましておめでとうございます!昨年の振り返りと今年の目標とか

Dec. 31, 2019雑記

あけましておめでとうございます。2020年ですね。今まで201xという数字の並びでしたからなんだか新鮮に感じてしまいます。 さて、2020年の1記事目となるこの記事では、昨年の振り返りと今年の目標を述べていきたいと思います。

昨年の振り返り

メディカルAI学会

大学の先生から紹介をいただき入会できたので、第1回の総会に行ってきました。私は発表をせず話を聞いているだけでしたが、エンジニアの方だけでなく臨床医として働きながらAIの応用研究をしている方もいらっしゃって、何となく自分の将来像に近いものを見た気がします(本当にあんな先生方みたいになれるのか…? )。技術的な学びのみならず、この分野で頑張っている人ってこんなにも多いのか! という刺激を受けました。

インターン

2月頃から春休みメインでCureAppという会社にてインターンをさせていただきました。未熟ゆえ技術的なことについてもたくさん学ばせていただいたのですが、ここに書いていくと多すぎて書ききれないので省略。最も印象に残っていることは環境整備の重要性です。私はインターン開始前にもReactを使って何個かWebサービスを作っていたのですが、とにかく動くこと重視で他のことに気を配る余裕がありませんでした。しかし、実際にしっかりと整備された環境での開発体験を通して、CI/CDやテストなど様々な面で非本質的なストレスを感じることなく開発を進められるということは、想像していたよりずっと生産性を高めるのだと実感しました。加えて、恥ずかしながら私はあまりショートカットキーを使っていなかったのですが、見たことのない速さでコーディングをする人を見て、私もちゃんと使おうと考え直しました。

余談ですが、これがきっかけでCI/CDやInfrastructure as Codeにハマっていろいろ遊んでいました。本当に良い勉強をさせていただきました。ちなみに、このブログをGatsbyに変更したのもインターン先の方から影響受けています。ブログ書くのにもGit使えるのとか、書き慣れたReactでカスタマイズできるのが好き。

日眼総会

臨床医学系の学会は初めてだったかもしれません。大学の眼科研究室で画像解析の研究をしているのですが、その口頭発表の共同演者として出席しました。結局、私の出番はなかったのですが、入場手続きや雰囲気や色々なことが初めてで緊張しました。その後、眼科領域でAI応用の研究を行っている先生方とお話しましたが、みなさん臨床医として働いていて忙しいのに私よりも勉強されていて知識があって、自分は何なんだという気持ちになりました。自我を見失わないように、精進したいです。

GramEye

8月頃にお誘いをいただき、GramEyeというプロジェクトで主にバックエンドを担当させていただきました。このGramEyeはグラム染色の自動化・自動診断により医療機関におけるグラム染色の実施率を高め、適切な抗菌薬の使用を促進することで薬剤耐性菌問題を解決しようというものです。12月の慶應の健康医療ベンチャー大賞では学生部門で優勝を頂きました。ビジネスコンテストでしたから、今までの学会とは違うタイプの方々から普段聞けないような話を聞かせていただきました。

今後は一気にプロジェクトを加速させ、専門の方を入れるということで、私がお手伝いできるのはここまでとなってしまいますが、多くの人を救える素晴らしいプロジェクトだと思うので、是非とも世界中にグラム染色を普及させてほしいと思います。

大学生活

2年生になり基礎医学系の科目が入ってくるようになりました。医学生としての自覚が芽生えます(ようやく? )。8月の夏休み終盤には試験期間があり、その後は生理学実習、解剖実習、そして12月には重い試験3つ、となかなか休めない日々が続きました。大変でしたが充実した日々だった思います。医学生しかできないことですしね。

競プロ

客観的にプログラミングができるんだよという指標が欲しくて再開しました。もともとほとんどやっていないようなものだったので、今のところ、プログラミングできないんだよっていう指標にしかなっていません。ごめんなさい。センスが無いのはそうなのですが、今の段階ではそれ以前の練習量の話だと思うので、頑張ります。

数学とか理論方面の学び

春頃はarXivのcs.AI論文メインで読んでいたのですが、そもそも基礎的な理解が欠けている気がしたので、機械学習の理論方面を鍛えるために本を読んだり、教養として数学を勉強したりしました。基礎的な線形代数の知識が抜けてたりして自分でも驚きました。コードを書いていて曖昧だった点が若干ですが明らかに見えるようになってきた気がします。だが、まだ足りない。

圏論をやると人生が変わると言われたので圏論を勉強し始めました。基礎論も結構好き。人生が豊かになります(? )

2020年の目標

段階別に目標を立てると良いと聞いたので、「達成度: 目標」という形式で書いていきます。

大学

これが本分なので。

  • 80%: 進級する
  • 100%: 全科目を通す

競プロ (AtCoder)

  • 20%: 今よりレートを上げる
  • 50%: 緑で安定
  • 80%: 一瞬でも水色になる
  • 100%: 水色で安定

研究

  • 50%: 学生同士の発表会で恥ずかしくない成果を出す
  • 80%: 何か学会で発表する(ポスターorオーラル)
  • 100%: 論文を出す

Kaggle

  • 20%: 3回以上、きちんとコンペに向き合って、解法をまとめ理解する
  • 60%: 3回以上、順位で半分以上に
  • 100%: 2回以上、銅圏

群論・環論・統計学・MLの理論サイド・圏論

  • 20%: 無知を知る
  • 50%: 部分的に理解する
  • 80%: 満遍なく理解する
  • 100%: その道の人の話を聞いて言っていることを理解できるくらいになる

インターン

  • 50%: インターン先を見つける
  • 70%: インターン先で学ぶだけでなくしっかりと役に立つ成果を残す
  • 100%: 継続して仕事を頼まれるようになりたい

まとめ

凡人でも努力すればそこそこの領域まで行けるんじゃないかと思ってます。「凡才なりに努力する」のが目標です。


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