Cosnomi

プログラミングをする医学生。物を作ること、自動化すること、今まで知らなかったことを知ることが好き。TypeScript書いたり、Pythonで機械学習したりなど。

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新しいノートPC Dell XPS 13 (9360)を購入した。狭ベゼルは思ったより嬉しい

May 28, 2018ITレビュー

新しいノートPCを購入しました。**「Dell XPS 13 (9360) プレミアム」**です。

スペック

  • ストレージ: 256GB SSD(PCIe)
  • メモリ: 8GB
  • 画面サイズ: 13.3型
  • 重さ: 1.22kg
  • CPU: i5-8250U

重さは予定では1 kg弱が良かったのですが、それより少し重くなってしまいましたね。

ストレージについては、当初はSSDとだけ考えていたのですが、SSDにも普通のSATA接続とPCIe接続があるらしく、後者が圧倒的に速いらしいのです。今回選んだXPSはそのPCIeのほうなので期待できます。とはいえ、SATA接続でも十分速かったので違いに気づけるかは微妙ですが。

特徴

同じようなスペックのPCは実はXPS以外にも色々ありますが、その中からXPSを選ぶに至った特徴について述べます。

ベゼル幅

ベゼルというのは、画面の枠のことで、当然ながらこの領域には何も表示できません。近年の傾向として、このベゼルというものは狭ければ狭いほどいいという風潮が強いです。ノートPCの画面は大きいほうが広い作業領域を確保できて使いやすいです。その反面、必然的にサイズが大きくなってしまい持ち運びにくくなってしまうというトレード・オフの関係があります。だからこそ、端末はコンパクトに保ちつつ、大きな画面を搭載したいということでベゼルを小さくしたがるのです。

XPSはこのベゼル幅の縮小という面ではトップを走っていると言って良いと思います。Dellの公式ページにも「世界初のフレームレス・ディスプレイを搭載した世界最小の13.3インチノートPC」と堂々と書いてあります。ベゼル幅は 5.2mm ということで、使っていると本当にフレームレスという感じです。

ベゼルが狭い事によるメリットはコンパクト以外にも存在します。それは作業の集中力が上がることです。画面の周りに余計な枠がないというのは思ったよりも快適で、目の前の作業により集中できるようになりました。

コンパクト

これはベゼルの小ささと被るのですが、XPSは非常にコンパクトです。13.3型なのに11.6型とほぼ同じサイズなのです! 実際に、11.6型のPCケースにも収まります。持ち運び易さは11.6型並み、しかし使い勝手は13.3型並みです。

重さは1.2 kgほどで、最軽量級のPCと比べれば重く感じられますが、このスペックを持ったノートPCの中ではかなり軽い方だと思います。また、天板はプラスチックではなくアルミなので頑丈で美しい、それなのにこの重さで済んでいると考えれば十分軽い方だといえそうです。

デザイン

私はシルバーモデルを購入しました。閉じた状態では、シルバーにシンプルなデルのロゴがあります。前述の通り材質はアルミで、かなり丈夫な感じがします。 底面(置いている状態では見えない、机に接している面)は、滑り止めや排気口があります。ここは普段見えないので、そこまでこだわっていないような感じがしますが、丈夫さに関しては一切の妥協を感じません。

次に開いたとき、画面の方はほぼフレームレスなので、画面いっぱいに画面が広がっています(?)。キーボード側についてですが、ここはアルミではなく、カーボンファイバという材質が使用されています。アルミだと冬に冷たくなってしまいますが、カーボンファイバなのでその心配はありません。

指紋認証

外でノートPCを使うときは頻繁にロックを解除しなければなりません。XPSには指紋認証が搭載されているので、パスワードを入力せずにロックを解除できます。しかし、顔認証には非対応です。

おわりに

Dell XPS 13 (9360)はスペックだけを見ると少しコスパが悪いように思えるかもしれません。しかし、ベゼル幅などあまり注目されないが重要なポイントで他のPCよりも優れていると思い、購入に至りました。メーカーサポートも国内メーカーほど手厚くはないかもしれませんが、信頼できるメーカーだと思います。 今まで3万円くらいのノートPC(ビルド作業はもちろんできない、VSCode重い)を使っていた自分にとっては、外でも自宅と変わらない操作感で作業ができるのはとても大きな変化だと感じています。


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